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2021.10.20

遊林会

そとイコ「かわガキ育成塾」のプログラムづくり
NPO法人里山保全活動団体遊林会は、東近江市にある愛知川(えちがわ)河辺林で里山の保全を目的に活動しています。
遊林会は、「里山を動植物や人々が集う明るい姿に変え、未来に残していきたい。」というミッションのもと、1998年より活動を開始しました。
東近江市を流れる愛知川沿いに位置し、全国的にもめずらしい河辺林(河川に沿って分布する森林のこと)「河辺いきものの森」を拠点に活動しています。
主な活動は、
(1)里山保全:河辺いきものの森付近、梵釈寺の裏山
(2)自然体験や環境学習の提供
➝子ども向け「モリイコ」、親子向け「そとイコ」、女性向け「女性のための森で過ごす素敵時間」など、数多くのエコツアーを実施しています。

本プロジェクトは、愛知川流域における小さな自然再生の取り組みとして、川で遊ぶ子どもたちを育成する「そとイコ」プログラムの開発を行い、試行します。
川のいきものをつかむエコツアーやアユの産卵床づくりの体験会を開催します。
また、河辺いきものの森の川辺付近で「バーブ工」を設置し、河川環境を改善させます。
市民の方に、開発したプログラムを通して川への意識の高まりをつくることや、地域の社会的資本である川と森の存続を目指します。
本事業の目標
(1)来年度試行するプログラムが作成でき、体制(スタッフ・道具)が整っている。
(2)事業効果の見える化ができている。
・川との関係時間の増加(人数×時間)
・遊林会スタッフの変化(川に対する行動・意識の変化、目的関数の増加)
・試行プログラム参加者の変化(川に対する行動・意識の変化、ワクワク度の増加)

多くの市民ボランティアと協力し地道な活動を継続した結果、数々の自然豊かな場所を本来の姿に蘇らせることに成功しています。
その一つが、「河辺いきものの森」です。
また、保全された里山は自然体験・環境学習の場として活用されています。
年間約12,000人もの子どもたちに身近な自然に触れ、心が動くような体験を提供しています。

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