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2019.10.30

一般社団法人がもう夢工房

がもう夢工房は、蒲生地区に関わる全ての人が「お互いさま」の精神で、心地よく過ごすことや地域を大切に思っていただけるよう、ヒト・モノ・カネを循環させるさまざまなまちづくりプロジェクトを行っています。
ガリ版伝承によるまちづくりをさらに飛躍させるため、本プロジェクトを始動させました。


本事業では、蒲生地区を拠点に活動する一般社団法人がもう夢工房(以下、がもう夢工房)が、ガリ版の歴史や文化を継承、次世代へつなげていく拠点の整備を行います。その第一弾として、蒲生岡本町の空き家の一部を改修します。
今回リノベーションを予定している空き家は、公益財団法人東近江三方よし基金に寄附された故・岡村恵次郎氏のご自宅です。

本事業では
① 蒲生岡本町など、地元と連携してガリ版伝承館を含めた岡村邸活用の全体構想の策定を行います。地域の方を対象とした意見交換会等を開催し、本事業の周知を行います。
② ビジネスプランの具体策を計画し、全体構想に明記します。
③ ガリ版技術等の伝統を担う専門事務官を選出する準備を行い、専門事務官を設置します。
④ 岡村邸を工房として活用できるよう空き家のリノベーションを行います。トイレなどの水回り、ガスなどを整備します。

東近江市の蒲生地区は、ガリ版発祥の地であり、聖地となっています。
ガリ版は、1894年に東近江市蒲生岡本町出身の近江商人堀井新治郎父子により簡単便利な印刷器として発明されました。
開館から約20年が過ぎ、東近江市では以下の理由からガリ版伝承によるまちづくり活動をさらに飛躍させていく方針です。
1985年代以降、リソグラフ等の簡易印刷機の出現や電子複写機のコストの低下により、日本ではガリ版の使用はほとんどなくなりました。
しかしながら、近年も新しい表現や可能性を追求する一部の美術家や愛好家がいること、海外で使用されるなど、100年にわたるガリ版の灯りが今もなお守られています。
ガリ版文化を次世代に残すため、岡本町にて「ガリ版伝承館」が開館しました

蒲生地区まちづくり計画書の実現に向けてコミュニティビジネスやソーシャルビジネスを展開しています。
「このまちで心豊かに住み続けたいと思えるまちづくり(蒲生地区の将来像)」を進めるために地域住民や行政、地域の事業所と一緒に設立した法人です。
市民からの資金をもとに設立、その原資を運用させるための収益事業としてコミュニティカフェ「CO-GAMO CAFE & MARCHE」を核として、各事業の展開を行っています。

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