働くマインド育成プロジェクト
「TeamKonQ(チーム困救)」は、地域の作業所、公共施設、農地、企業などで人手が不足していることから作業が困難になっているものを受託し、これらの作業を障がいのある人や働くことに工夫や応援が必要な人に就労の支援として関わってもらっています。
会計期間内に下記3つの成果目標達成を目指します。
①勉強会により参加者が、気づきを獲得している。
②課題解決思考ではなく、価値創造思考ができる「共感できることコトバ」を獲得している。
③価値創造思考でとらえなおした事例が見える化できている。
福祉の現場で働く若者に注目し、彼らがどんなことを思って働いているのかを探り、働く意味や価値について考える「マインド勉強会」を開催します。
勉強会から得た気付きを共有する場を作り、そこから生まれたコトバを見える化し地域に拡げるためのアイテム(共感するコトバの地図と映像)を作ります。
若者に気付きや共感するコトバを得る機会を提供することで「価値創造思考」を持ってもらいます。
価値創造思考により、若者が働く楽しさや喜びを見出すこと、働く現場の捉え方を変えること、同じ思考を持った人同士の繋がりができることを目指します。
働く若者の働く質の向上や継続性を構築していきます。
現場で働く講師を招聘し、講師が働く現場で得た「目には見えない大切な物語(エピソード)」についてお話しをします。
そして、講師と参加者が意見交換を行い、「自分の働く意味や価値を考え、気づきを得ることができる共感の場」を提供していきます。
TeamKonQは、これまで障がいをもつ方、引きこもりの経験のある方、生きづらさをもつ方の人生支援(生きる力、生き方の育み)をしてきました。
たとえば、生きることや働くことに「下手くそさ」を持つ方を「引きこもり」と捉える現実があります。引きこもっていた時間を否定するのではなく「引き込もれる力を持つ人」として、地域がその人の生き方を「課題」としないこと、その人の可能性に目を向けることが大事だと感じています。そのような捉え方を特定の人だけでなく地域全体で持つことができればという思いで、就労支援者の可能性を発信してきました。
本プロジェクトでは、福祉の現場で働く若者が「この仕事をして良かった」と思えるように、そんな自分を好きになってもらえるように、働く意義や価値を伝える勉強会やツールを提供し、彼らの「働きマインド」を育てます。
10年後も自分らしい暮らしができる若者を増やし、そんな若者に溢れた素敵な地域にしたいと考えています。
地域福祉の未来、若者の未来が輝くよう、活動を進めて参ります。
TeamKonQの活動にぜひ応援をお願い致します。
TeamKonQは、東近江園域働き・暮らし応援センター「Tekito-」と連携しています。
Tekito-は、480社に及ぶ企業・事業所と連携し、障がいのある人や引きこもりの人の就労と生活の支援を行っています。
具体的には、障がいのある人たちの就労や生活に関する相談や助言、障がいのある人達を雇用する企業・事業所への相談や助言を行っています。
求人開拓、求人紹介後のアフターケア、生活相談などを行っています。